2月24日(火)
 朝、8時過ぎくらいに目が覚める。窓の外を見ると、まだ雨が降っている。
 何のことはない、無事に朝を迎えることが出来た。当たり前だ・・・。(^^;)
 まだまだ頭の中はボーっとしている。しばらくベットの中で昨日までを振り
 返ってみる。

 思えば遠くまで来たもんだ。昨日は最初、オークランドにいてそれから、
 タウランガに移動して、そのままテームズまで。移動した総距離は300KM
 以上。うーん、体から疲れが抜けないわけだ。

 シャワーを浴びるために廊下に出る。やっぱり朝が来ても暗い廊下。ふと、
 バスルームのある廊下の奥を見ると、バスルームのドアが開いていて、な
 んかケバケバしい、ピンクというか赤い光がバスルームからあふれている。
 人気のない、朝だというのに暗い廊下の奥から、妖しげな光が何かに揺れ
 ているように見えるのは、朝っぱらからドキッとさせられる光景だ。何だろう?
 とドキドキしながらバスルームに向かったが、何のことはない、バスルーム
 のピンクのカーテンを通して外の光が入ってきていただけだった。(^^;)
 このホテルの雰囲気に何か出るんじゃないかという期待・・・じゃないや、不
 安感をかき立てられる。

 どうやら雨もあがりそうな感じ。今日は晴れて欲しいなあ。朝っぱらからドキッ
 とさせられたところで、シャワーを浴びる。ボーっとした頭にちょっと熱めのお湯
 を浴びてちょっとシャッキリする。外の天気も晴れ間が広がってきた感じ。シャ
 ワーを浴び人心地ついて、今日の予定を考えてみる。行き先としてはコロマン
 デルかマーキュリーベイかのどちらかだが、この不安定な天気を考えると、ウォ
 ータースポーツがメインのマーキュリーベイは後にした方がいいだろう。

 と、いうことで今日はコロマンデルに行こう。予定も決まったことだし、荷物を片
 づけてチェックアウト。25号線を北上してコロマンデルへ向かう。テームズから
 コロマンデルまでの道は、海岸線を走って行くが、山が海岸線まで迫ってきて
 いて、アップダウンの激しい道。海岸線からすぐに山が迫っている風景はとても
 美しい。点在する街はひっそりとしていて、アッという間に通り過ぎていってしま
 う。BGMは今日もご機嫌なレゲエ。それにしても、こういう風景にはレゲエって
 とっても合う。アコースティックギターだけで弾き語りをしているようなボブ・マー
 リーのリデンプションソングがこのシンプルで美しい自然の情景に溶け込んでい
 くように感じる。

 そして、ジャマイカの風景とオーバーラップしては不思議な既視感に襲われる。
 懐かしい感じがするが、そこはあくまでも初めて通る道であり、初めて通り過ぎ
 ていく街。とりとめもないことを思いつつ、ご機嫌な道を走っていく。



 ご機嫌なドライブ♪〜









 テームズから約1時間半。コロマンデルの街にやってきた。テームズよりもさら
 にこじんまりとした街で、メインストリートは歩いて5分くらいで回れてしまう。コ
 ロマンデルは陶芸家やハンドメイドクラフトの制作者など芸術家が集まる街ら
 しい。なのか、街の中にはハンドクラフトを扱うお店が目に付く。まず、街のイン
 フォメーションセンターに行って、情報を収集。街自体はそんなに広くないので、
 郊外かどっかになんか見るモノはないか聞いてみる。
 
 街からちょっと北に行ったところにドライビング・クリーク・レールウェイがあるら
 しい。以前は木材運搬用の山岳鉄道だったのを現在は観光用に利用されてい
 るということ。とりあえず、後でそこに行くことにして、街の中のカフェでブランチを
 とる。

 マッシュルームとベーコンのバーガーにそそられて、それを頼んでみた。夕べの
 マッシュルームのソースも美味しかったが、このマッシュルームのハンバーガー
 もいけた。マッシュルーム、ベーコン、レタスにトマトがパンから、はみだす勢いで
 挟まっている。ボリューム満点のブランチに満足して、街を少しぶらついた後、ドラ
 イビング・クリーク・レールウェイに向かう。

 依然天気は不安定で少し不安だが、他にやることもないので、取りあえず向かう。
 注意してみていないと見落としてしまいそうな看板が出ているところを山の方に入っ
 ていくと、ホントにここでいいのだろうか?と思えるような小さな原っぱのような所が
 パーキングらしい。そこからちょっと丘を上っていくと、掘ったて小屋のような建物が
 見えてきた。そこから、線路沿いに進んでいくと受付があって、そこでレールウェイに
 乗りたい場合は申し込むらしい。大人一人NZ$10を支払い、時間がくるのを待つ。受
 付の横がちょっとした売店みたいになっており、ここでもハンディクラフトなどが売られ
 ていた。そこのハンディクラフトを冷やかしていたら、電車が入ってきた。まるでおもち
 ゃの電車のような車体で、レール幅も約38cmくらいしかないらしい。電車はホントに
 遊園地にあるような、園内を回っているような電車で、それに約20人近いお客さんを
 乗せてカーブの多い山道を登っていく。山道はシダが多くなんか、密林のような雰囲
 気がある。ここでもなんとなくジャマイカを思い出してしまった。ジャマイカにもシダの
 渓谷っていうところがあって、シダが数多く群生していた場所があった。そんなことを
 思いつつ電車はトコトコと山を登っていった。

 1番高いところに着いたら、電車を降りてそこから街の方を眺めると、山々の風景は
 ジャマイカを思い出したが、山の間から町並みが覗いていて、遠くの方にかすかに
 海が眺められる。こういう風景はジャマイカよりも美しい。ここに来るまでは小雨が
 ぽつぽつ降っていたりしたが、ここから眺めを見るときには、雲の切れ間から陽の光
 が射し込み、遠くに見える海が綺麗なマリンブルーにきらめいて見えた。(これ以降、
 天気はとっても良くなっていった)

 

山の上からコロマンデルの街を眺める