まだまだ5日目〜 ゼエ、ハア、ゼエ、ハア

 約束の時間にハファダイに行くとりん☆さんもすぐに現れた。そこで、りん☆さんから
 「じつは・・・。」と切り出された。何か深刻そう・・・。なんだろう?「4時半くらいにおか
 きちさんから電話があって・・・」 え? 4時半? 「まだ飛行機、飛んでないんだって」
 え? え? なんか頭がパニック! まだ日本から飛行機が来てないらしい。それじゃ
 あ、何でノースは定時に飛ぶなんていったんだろう?りん☆さんと二人で首をひねって
 いるが、謎は解けない。可哀想にむらさんは、また空港で放心してんだろうなあ。それに
 ディレイが分かってたらこっちで最後の晩餐も一緒にとれたのに。まあ、言っててもしょう
 がないので僕らはガラパンの繁華街に繰り出す。

 最後の夜はチャモロ亭というレストランへ。僕がコウモリを食べたくてチャモロ亭に行く。今
 までにバヌアツでコウモリを食べたことはあるが、滅茶苦茶、不味かったので、今回はスー
 プで出してくれるというサイパンでトライしてみたかったのだ。カップの縁に両の翼を掛けて頭
 に手拭いを乗せた状態で出てきたら面白いなあと、ジェスチャー混じりでりん☆さんに説明し
 たらウケてた。しかし、今日はコウモリ切れてるらしい。残念。りん☆さんはせっかく僕がコウ
 モリをパクつくところを写真に撮ろうと期待してたのに。でも、なぜかりん☆さんはホッとしてい
 る。しょうがないので「たこのピリ辛の炒め物」を、りん☆さんが「シーフードのフライ」を頼む。
 それにしても、今頃、空港でむらさん達は何してるんだろう。空港から電話がかかってきたと
 き、おかきちさんはヤケに嬉しそうだったらしい。さすがディレイ男の面目躍如といったところ
 か。(そんなわけ無いって)また、それにしても何故ノースは定時に飛ぶなんて言ったのか
 という話題になる。きっと、以下のような会話が交わされたんだよと呑気な部外者が考えた
 ことは、

ノース職員A:なあなあ、他の航空会社は軒並みディレイらしいぞ。
       B:そのようだね。
       A:ここでうちだけ定時に飛ぶって言ったらカッコ良くない?
       B:うんうん、かっこいい、かっこいい!
       A:言っちゃおうか?
       B:言っちゃおう、言っちゃおう!

 かくして、可哀想なむらさんとおかきちさんは空港で待ちぼうけポッツーン状態に置かれることに
 なる。(これは事実とは関係なくあくまでも空想上のことです)

 このように推察したところ、りん☆さんバカウケしてた。そんなこんなで最後の夜を楽しく過ごす。
 最後にデザートでアイスをそれぞれ頼む。りん☆さんがストロベリーで、僕がバニラ。一瞬嫌な
 予感がしたが、数瞬後にはその嫌な予感が的中する事になる。何と、パフェの容器一杯に、「こ
 れでもかー!」というくらいアイスが入れてある物が出てきた。マジ?と思いつつ食べ始める。
 全部食べた僕をみてりん☆さんは目が点になっていた。りん☆さんの分ももう食べれないという
 ことで、お手伝いする。全部食べることは不可能だったが、ある程度は食べた。うちらが最後の
 お客さんになるまで粘っていた。店の中でりん☆さんと一緒に写真を撮ってもらい、次のお店に
 移動。

 次は前にミツエレストランに行ったときに教えてもらった、バーのもう1つの方に行く。ここは普通の
 バーで、店の作りからすると中は、小さい店で薄暗い照明の中、たばこの煙が辺り一面に拡がって
 いる。そんなイメージを想像してドアを潜ったが、店内は想像以上に広く、明るかった。ダーツの台が
 3つか4つと、奥の方には玉突きの台もある。ここでも1時間くらいお喋りを楽しむ。楽しいときは過ぎ
 るのが早い。そろそろホテルに戻ることにする。ホテルに戻ってからも話しは尽きず、深夜0時にりん☆
 さん、チェックアウト。でも、出発まで1時間ある。ホテルのロビーでも話し続けて、0時50分くらいに
 チェックアウトする人も多かった。うーん、だったら、りん☆さんもこれくらいにチェックアウトすれば良かっ
 たねと話しても、後の祭り。深夜1時、りん☆さんを乗せたバスが空港に向かって出発した。とうとう一人
 になった。明日はどうなるのかな。取りあえず、眠いから帰って寝よう。


 つづく